怪文庫

怪文庫では都市伝説やオカルトをテーマにした様々な「体験談」を掲載致しております。聞いたことがない都市伝説、実話怪談、ヒトコワ話など、様々な怪談奇談を毎週更新致しております。すぐに読める短編、読みやすい長編が多数ございますのでお気軽にご覧ください。

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黒魔術プログラム

学校でまだパソコンが導入されたばかりだったころの話です。 私がいた高校でもパソコンの授業がはじまりました。 そのころはIT革命といわれていて、どの業界でもパソコンの導入が急がれていた時期です。 私の学校では、真新しい部活動としてPC研究会が発足し…

狂気憑依

おはようございます。おはようございます。おはようございます。 朝いちばんに会社へ行くと、同僚の原田が、いつものように、課長席に向かって三回続けて挨拶をする。 それから自分の席へ行き、おはようございますおはようございます。と、二回唱える。 する…

M先生

多くの学校には、学校の七不思議があります。 七つの怪談をひとりずつ語り終わったときに、ほんとうの怪奇現象がおこる、というものです。 私が通っていた小学校にも、そのような話がありましたが、中学校は、そうではありませんでした。 いちおう、中学に進…

押してはいけない

私の住んでいるアパートから徒歩3分ほどのところに、自動販売機スポットがある。 そこは広さ20畳くらいのスペースで、20台以上の様々な自動販売機が置かれている。 一番多いのはジュース類の自動販売機だが、カップラーメンなどの自動販売機もある。 国道沿…

お盆の時期の墓参り

これは、私がまだ高校生の時の出来事です。 その日はとても蒸し暑い日でした。 私は両親、兄2人と私のごく普通の5人家族の末っ子です。 お盆ということもあり家族で父方の祖父母の家に行きご先祖様のお墓参りに向かいました。 祖父母の家で父方の姉夫婦の…

異世界と現実の間

私はある山深い田舎の村に住む、女子中学生です。 小学校と中学校が一緒になっていて、全校生徒が5人しかいないような学校です。 私は田舎の閉鎖的なところが嫌いだったので、高校はぜったい都会にいくんだ、そして刺激的なことをいっぱいしよう、と考えてい…

クマのぬいぐるみ

これは20年以上前の話なのだけど、私は3歳の時クマのぬいぐるみをおばあちゃんからもらった。 なんかリサイクルショップで買ったって言ってた気がする。 その時の私の体格にたいして、そのクマのぬいぐるみはとてもサイズ感があっていたし、もふもふして…

水浸しの女性

大学生の娘の帰りが遅くなると、駅に車で迎えに行きます。 その日も夜11時を過ぎたので駅まで迎えに行き、ロータリーに車を路駐して娘が来るのを待っていました。 私のすぐ後ろに路駐している車から女性の大きな声が聞こえたので気になってミラー越しに後…

扉の向こうの黒い影

私の家内の実家は、中央本線の藤野駅から車で20分ほど山間部に入ったところにあります。 陣馬山への入口にも当たるため、気候のいい時期などにはハイカーをよく見かけます。 実家には家内の母親が愛犬のラッキーと住んでいて、2週に1どぐらいの間隔で、家内…

黒猫

よく化け猫が出た話は聞きますよね。 ではなぜ動物たちが魔物になるのか・・・。 これは母が小さい頃に体験した話です。 母は北海道の開拓移民として来た両親の元に生まれて宗谷岬の周辺に村がありそこで育ったそうです。 けして裕福ではなったですが、海や…

四階に行った話

私は小さな会社で働く事務員。新入社員だった頃、古ぼけた3階建てのビルの3階で働いていた。 そのビルの中で起こったとある「事件」について、今から話そうと思う。 ある日、ビルのエレベーターに乗ったらスッと見知らぬ男性が入ってきた。 何階ですか、と…

同級生の実家での謎の体験

当時の私はとある大学の4年生でした。 4年生ともなると、大学に通うことも週に1~2度ほどになり、バイトもしていなかったため春が終わる頃にはすっかり暇を持て余していました。 そんなとき、同級生のAから「うちの実家の方でバイトしない?」と声をかけられ…

笑う女

もう随分と昔の話です。 場所も、今私が住んでいる場所とは全く違う所です。なので、あまり特定とか、そういう騒ぎ方はしないでくださいね。 私が子供の頃に体験した話です。 地元の山だったんですが、そこは大人たちから「決して入るな、遊び場になどするな…

破滅の分譲地

これは、私が実際に経験した話です。 夫の転勤に伴い見知らぬ土地に引っ越しました。 ちょうど出産と重なってしまい、夫が先に選んで私はネットや送ってもらった写真でしか物件を確認していませんでした。 「小さいけど庭もあるし、いい家だね」 そこはコの…

カバの木

これは、中部地方にある某公園のお話です。 その公園は子供達だけでは無く、大人もジョギングや犬の散歩の為に利用している比較的大きな公園で、園内には【カバの木】と呼ばれる動物のカバの姿に見える不思議な形をした木があります。 公園の管理人とボラン…

あの怪異

私が大学生の時の話なので、時代は平成半ばです。 親元から離れ、大阪の大学に行っていた私は、とにかく一人暮らしの気楽さを謳歌していました。 その日も悪友3人と繁華街のミナミで飲み歩いていました。 居酒屋を出たときは終電も終わっており、「ネットカ…

ガキジョウロウ

父方の祖父母の家の話です。 風習というか、仏教の教えの宗派の関係なのか、うちはお盆の時期は1日3食のお供え膳と、お盆最終日にお茶を何度も変える「お茶湯」を行うという習わしがあります。 祖父母の家は九州なので、同じようなことをしているご家庭もあ…

一将万骨

とある町のはずれに、小さな神社がある。 その神社はいつからあるのか、なにが祀られているのか、今となっては知る者はほとんどいない、それほどに気にも留められていない、ほとんど忘れ去られたような感じの神社だ。 ただその神社にはこんな言い伝えがある…

メール

高校生の時、自身が体験したお話です。 昔から怖い話や超常現象などのホラー系が好きで当時共通の友達と心霊研究同好会ならぬお遊び程度の部活動をしていました。 表向きはボランティア部だったので、グラウンドなどの草むしりや地域のゴミ拾いをして暇な時…

水子供養

大学を卒業し、就職した年の事です。 職場が京都ということもあり、その時の私は実家を出て京都に住んでいました。 元々実家が田舎でしたので、仕事が休みの日はそこらを散歩したり地図アプリで周辺を調べたり気になるところにはとにかく行ってみるという過…

片道のバス

以前働いていた帰り道のバスで起きた奇妙な体験の話です。 いつも同じ時間、同じ電車とバスに乗り通勤していました。 珍しく終電間近まで残業していた私は、いつも乗っているバスに乗ることができませんでした。 行き先はいつもと一緒でしたが、交通会社が違…

タピオカミルクティー

これは今から5年ほど前に私の友人が体験した出来事を書いたものです。 友人はこれと言って霊感があるわけではないのですが、あの時だけはこの世ならざる者の存在を信じそうになったと言っていました。 以下は友人Aから聞いた話をまとめたものです。 その日の…

海から来るモノ

夏休みになると、民宿を営んでいる祖父母の家で過ごすのが、子どもの頃の楽しみだった。 海まで徒歩1分の好立地の民宿は、一組しか泊まれなかったけれど、夏場はほとんど予約で埋まっていた。 要は大きめの一軒家に祖母と祖父、それに私たち一家ー両親と兄と…

廃校訪れたときの恐怖体験

私が経験した恐怖体験を紹介します。 私が学生の頃、青春真っ只中にあった不思議な恐怖体験のお話です。 ある夜、私は友人たちと一緒に山の中にある廃校へと訪れました。 その廃校は昔、心霊現象が多発していると噂されており、近くにある交差点では交通事故…

ウサギさん

私は勤めていた会社で、奇妙な話を聞いた。 すぐに職員が辞めていく幼稚園があるのだという。 きっと、よっぽど園児のしつけが悪くて、手に負えないってことなのだろう。 とまあ、普通だったら、そう考えるよな。 でも、それがどうやら違うらしいのだ。 園児…

消える写真

俺大学生なんだけど、大学の春休みってあほみたいに時間あるじゃん? だから去年の春休みに、仲のいい友達AとBの3人で3泊4日のドライブ旅行をしたんだ。 あれは2日目に群馬でハイキングした時だった。 その日も3人で気ままにドライブしてたんだが、最近…

友達の頼みごと

懺悔と、わりと本気で頼みたい事があって話す。 どうか最後まで聞いてくれ。 当時学生で、ラーメン屋のバイト仲間だった友達と心霊スポットに行くことになった。 話を持ちかけたのは私だった。 当時ネットでも有名だった心霊スポットが隣の県にあって、私が…

違う世界の私

元々スピリチュアルなことに興味があり、本を読んだりネットで調べたりすることが好きでした。 調べている内にたどり着いたのが、過去の書き換えです。 つらい過去を経験した人が、そんな過去は無いように振る舞っていたら、本当に無くなってしまったという…

ひとり多い

私が従姉妹から聞いた話です。 従姉妹が通っていた中学校のプールには、噂がありました。 必要に応じて、コースロープで区切ることがありますが、20年以上前に第4コースで、溺死した生徒がいるらしい、と。 泳ぎの苦手な生徒ではなかったのに、授業が終わっ…

気が付いたら家にいる

幼稚園から小学校三年生まで、何故か遊びに行くと記憶が飛ぶ場所がありました。 私がそれに気付いたのは幼稚園の時で、その場所と言うのが、園の近くの公園でした。 公園に遊びに行ったはずが、気が付いたら自宅に戻っているのです。 両親は私のこの可笑しな…