怪文庫

怪文庫では、多数の怖い話や不思議な話を掲載致しております。また怪文庫では随時「怖い話」を募集致しております。洒落にならない怖い話や呪いや呪物に関する話など、背筋が凍るような物語をほぼ毎日更新致しております。すぐに読める短編、読みやすい長編が多数ございますのでお気軽にご覧ください。

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廃校訪れたときの恐怖体験

私が経験した恐怖体験を紹介します。


私が学生の頃、青春真っ只中にあった不思議な恐怖体験のお話です。

 

ある夜、私は友人たちと一緒に山の中にある廃校へと訪れました。

 

その廃校は昔、心霊現象が多発していると噂されており、近くにある交差点では交通事故が止まない多発している状況でした。

 

廃校の道中、墓地を通過して小規模ですが沼があって、その沼が恐怖を漂わす不気味感じなんです。

 

全身鳥肌が出るような。恐怖を感じながら現場に到着。

 

すでに体は全身緊張状態、友人達と勇気をだして廃校の一室に入った私は、急に重い空気を感じました。

 

部屋の中には漆黒の暗闇が広がっており、何とも奇妙な気配が漂っていました。

 

それでも私たちは興味津々でその部屋に足を踏み入れました。

 

すると、突然そばにあった机がガタガタと揺れ始めました。

 

周りの友人も私と同じく驚きの表情を浮かべていました。

 

不気味な沈黙が部屋を支配し、心臓の鼓動が大きくなるのを感じました。

 

同時に、突如として降り出した豪雨の音が部屋に響き渡りました。

 

あっという間に窓からは凄まじい風が吹き込み、部屋の中には隙間から水が漏れてきました。

 

私たちはパニックに陥りながらも、避難できる方法を探しました。

 

しかし、廃校の内部は迷路のように入り組んでおり、どこに行っても恐怖は収まりません。

 

足元に水が溜まってきていることに気づき、引き返すことも、戻ることもできずに、絶望的な気持ちになりました。

 

その時、友人の一人が突然「こちらの通路に出口があるはずだ!」と叫びました。

 

私たちは彼の案内に従い、必死で通路を進んでいきました。

 

その道中、壁からは不気味な笑い声のような音が聞こえ、私たちは動揺しながらも進み続けました。

 

雨に濡れる覚悟で私たちは廃校の外に飛び出しました。

 

ただ、突如として嵐は収まり、晴れやかな夜空に変わりました。

 

私たちは運命的な出来事に巻き込まれていたのだと感じました。

 

あの廃校に足を踏み入れることは私たちにとって大きな冒険であり、同時に恐怖の体験でもありました。

 

この恐怖体験は私にとって一生忘れられないものとなりました。

 

それ以降、私は超自然現象や心霊に対して非常に敏感になり、神秘的な世界に興味を抱くようになりました。

 

著者/著作:怪文庫【公式】(Twitter