怪文庫

怪文庫では、様々な怪談奇談を掲載致しております。

怪文庫

注連縄の先

これは私が体験した不思議な出来事です。 ひと晩経った今でもこれが夢だったのか、現実だったのか分かりません。 昨日の朝、私は犬のポチを連れて、家の裏手の神社に散歩に行きました。 長い階段を上り、神社の境内を一周して帰って来るのが、朝の日課です。…

和子ちゃん

私が子どもの頃に住んでいた町には、お化けが出ることで有名な坂がありました。 坂道の隣には、新しくできた真っ白いマンションが、坂に沿うように勾配をつけて建てられており、何とも不気味な雰囲気を漂わせていました。 はじめは、新しいマンションに住み…

トンネルに現れる女

全国にたくさんあるトンネルですが、私が住む沖縄県にも、トンネルがたくさんあります。 沖縄県にあるトンネルは、ほかの地域のトンネルとは違い、距離が短いトンネルが多いのですが、その中の一つに、私がいつも通るトンネルがあります。 そのトンネルは、…

謎の穴

小学生の頃だった。 そこそこ田舎の為道路もまだまだ整備がなされておらず、土手道なども多かった。 帰り道、なんとなく見た脇道の草むらの中に直径10センチくらいの穴が空いていて、自分は興味津々で近づき、その中を覗き込んだ。 中は真っ暗。深さなども良…

こんこんさん

今回、オカルト好きな先輩から伺ったおいなりさんにお願いして異世界へ行く方法を紹介させていただきます。 先輩はその行き方を友人から教わったそうで実際に行ってみた所、非常に不思議な体験をしたと話してくれましたのでその体験談もあわせて記載します。…

語られない事実

子供の頃に、関東圏の田舎街に住んでいました。 郊外から離れるとすぐに田んぼと畑だらけになってしまう様な場所でした。 近所の子供は大抵、暗くなるまで外で遊んでも平気なぐらい安全な場所でした。 それでも子供の頃は当たり前ですが、夕方5時までには帰…

魔除けの鏡

私の母方の実家はかなり田舎で、私が高校まで村の中には信号もなかった。 そんな村の地主が母の実家だ。 その村は窪地になっていたので大雨の時は浸水しやすい環境だったのだが、母の実家は高台にあったので被害を受けることはなかったが、曽祖母は「鏡が守…

呪いの箱

我が家の蔵には一つの「筒」がある。正確にいうと筒状の箱である。 祖母曰く「呪いの箱」なのだそうだ。 それを初めて見たのは私が、まだ5歳くらいのときだ。アニメか何かの影響だったのだろう私は「探険」にハマり、「探険ごっこ」と称して、よく家の中で遊…

訪問診療

私は九州にある、小さなクリニックで医者として、訪問診療を行い生計を立てている40代の独身貴族です。 1日に10〜15名ほど診療する忙しい職場なのでその日私は疲れていたのかもしれません。 その日最後の診療で訪問診療は初めとていう、中山さんのお宅へ伺…

呪われた山道

ある地域へ友人らと山登りに行った時のことです。 その地域で知られている山に登って、そこから見える景色を眺めようと、たまたま通りかかった地元の人に山頂までの行き道を尋ねました。 地元の人は山頂へ行く途中にあまり人が行き来しない山道があり、そこ…