怪文庫

怪文庫では、多数の怖い話や不思議な話を掲載致しております。また怪文庫では随時「怖い話」を募集致しております。洒落にならない怖い話や呪いや呪物に関する話など、背筋が凍るような物語をほぼ毎日更新致しております。すぐに読める短編、読みやすい長編が多数ございますのでお気軽にご覧ください。

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白ん坊

ほんのりよりは怖いと思うけれど、洒落にならない程ではないと思うお話投下します。 かなり長文になってしまう事お許しください。 時期や場所は詳しく言えないけれど私の父の実家がある場所にまつわるお話。 父の実家はとにかくドがつく田舎、集落には両手で…

巨頭オ

数年前、ふとある村の事を思い出した。 一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。 心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。 連休に一人で車を走らせた。 記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。 村に近付くと、場所を…

悪魔の最大の目的

今から五年程前、俺が工房だったころの話をしますよ。 俺の家は教会で、親父が牧師をやってる。 まあ、俺はそんな真面目にキリスト教を信じてたわけではないんだけど、 でも、五年前にあれを経験してからは、少し信心めいたものを持つようになったかもしれな…

お盆の時期の墓参り

これは、私がまだ高校生の時の出来事です。 その日はとても蒸し暑い日でした。 私は両親、兄2人と私のごく普通の5人家族の末っ子です。 お盆ということもあり家族で父方の祖父母の家に行きご先祖様のお墓参りに向かいました。 祖父母の家で父方の姉夫婦の…

異世界と現実の間

私はある山深い田舎の村に住む、女子中学生です。 小学校と中学校が一緒になっていて、全校生徒が5人しかいないような学校です。 私は田舎の閉鎖的なところが嫌いだったので、高校はぜったい都会にいくんだ、そして刺激的なことをいっぱいしよう、と考えてい…

クマのぬいぐるみ

これは20年以上前の話なのだけど、私は3歳の時クマのぬいぐるみをおばあちゃんからもらった。 なんかリサイクルショップで買ったって言ってた気がする。 その時の私の体格にたいして、そのクマのぬいぐるみはとてもサイズ感があっていたし、もふもふして…

水浸しの女性

大学生の娘の帰りが遅くなると、駅に車で迎えに行きます。 その日も夜11時を過ぎたので駅まで迎えに行き、ロータリーに車を路駐して娘が来るのを待っていました。 私のすぐ後ろに路駐している車から女性の大きな声が聞こえたので気になってミラー越しに後…

扉の向こうの黒い影

私の家内の実家は、中央本線の藤野駅から車で20分ほど山間部に入ったところにあります。 陣馬山への入口にも当たるため、気候のいい時期などにはハイカーをよく見かけます。 実家には家内の母親が愛犬のラッキーと住んでいて、2週に1どぐらいの間隔で、家内…

黒猫

よく化け猫が出た話は聞きますよね。 ではなぜ動物たちが魔物になるのか・・・。 これは母が小さい頃に体験した話です。 母は北海道の開拓移民として来た両親の元に生まれて宗谷岬の周辺に村がありそこで育ったそうです。 けして裕福ではなったですが、海や…

四階に行った話

私は小さな会社で働く事務員。新入社員だった頃、古ぼけた3階建てのビルの3階で働いていた。 そのビルの中で起こったとある「事件」について、今から話そうと思う。 ある日、ビルのエレベーターに乗ったらスッと見知らぬ男性が入ってきた。 何階ですか、と…