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短編

  • 2024年8月16日
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カブトムシ

仕事がハードで次の休日はリラクゼーションタイムを過ごしたい…   忙しい毎日を過ごしていたMは彼女とキャンプ場へ訪れた。 Mは彼女とキャンプ場で久しぶりに自然にかえり、バーベキューやアクティビティを楽しんだ。   帰り際、キャンプ場の駐車場付近の道路で何かに目を止めた。 それはカブトムシだった…。 「うわー懐かしい」 子供の頃飼育した経験があるMは、童心にかえりはしゃいだ。   都会育ちの彼女は初 […]

  • 2024年8月11日
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サワムラさんの家

中学の時に体験した話です。   私の住む町は田舎だったこともあり、町に中学校が一つしかありませんでした。   その学校の生徒であればだれもが知っていたのが「サワムラさんの家」という怖い話。   通学路の途中に、いまは誰も住んでいたないボロボロの空き家があり、そこに入ると呪われるというものです。   かつて町にあった診療所のお医者さんが住んでいたらしく、もともとは立派な家だったことが窺える作りの空き […]

  • 2024年8月10日
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赤い着物の人形

俺が高校2年の冬休み、大掃除の日のことだった。   納屋の奥から、妹が古い木箱を見つけてきた。   「お兄ちゃん、これ見て!すごくない?」   箱を開けると、中から赤い着物を着た日本人形が出てきた。   驚くほど状態がよくて、まるで昨日作られたみたいだった。   「これ、おばあちゃんが言ってた人形かも」妹が目を輝かせて言った。   母さんに確認すると、間違いなく曾祖母の形見だった。   でも、母さ […]

  • 2024年8月9日
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公園の赤い女

私は当時、大学生で一人暮らしを始めて、とある関東地方のアパートに住んでいました。 私は2〜3日に一回、必ず同じ夢を見ていました。 私は少し大きめな公園で小さな丘の上に立っています。   少し古びた遊具があり、芝生にはつくしが顔を出しています。 そして、公園の隅には赤い椿で彩られています。 私がそこに立っていると、さわやかな風が気持ち良くて、初夏の香りがぐっと広がります。  公園のさらに奥に行くと、 […]

  • 2024年8月2日
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鏡の中の体験談

私が小学生の時に体験した不思議な出来事を聞いて下さい。   祖父の法事で母方の田舎に帰省した時の話です。   会食が終わり退屈した私は家にあった自転車を借りて、近所を探検してみることにしました。   私が住んでいる所とは違い片田舎にある母の実家は田んぼが広がり少し行くと数件の店がありました。   道路を挟んで右側にファミレスや仏壇店やコンビニが、左側には民家が数件程。   車も数台通っていました。 […]

  • 2024年7月20日
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あの夜見た女の子

これは私が小学生の時に体験したお話です。 私は当時、鼻炎に悩まされていてよく鼻水が止まらない小学生でした。 そんな私は2階建ての一軒家に、両親と弟2人と5人家族で暮らしていました。   2階の寝室で家族全員川の字で寝ていたある夜、ふいにトイレに行きたくなった私は寝室を出て、階段を降り1階のトイレへ行きました。   トイレで用を足し、2階へ階段を上っていると、鼻がむずがゆくなってきました。 残念なこ […]

  • 2024年7月15日
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苗代田

私の住んでいる近畿地方のある小さな町の風習とそれにまつわる話です。   一般的に、田植えの前に「苗代田」と言って、稲の苗を15センチほど密集させて育てるのですが、私の住んでいる町ではその苗代田にその農家の人が育てたお花を泥に突き刺すようにしてお供えする風習があります。   苗代田と言うのは、プラスチックの枠に稲の苗をみっしりと植えていて、それを何枚かブロックのように水を入れた畑に置いてある程度まで […]

  • 2024年7月14日
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鏡の中の私

私が最初に違和感を覚えたのは、ある雨の朝だった。   いつものように洗面所の鏡を見たとき、そこに映る自分の表情が、どこか違うように感じたのだ。   目つきが少し鋭く、口角が微妙に上がっているような…。   しかし、よく見直すと何も変わっていない。気のせいだと思い、その日は会社へと向かった。 それから数日が過ぎ、鏡の中の「私」の変化は徐々に顕著になっていった。   髪型が少し違う、肌の色が若干明るい […]

  • 2024年7月13日
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あるはずの銭湯

久し振りに仕事で泊りがけの出張に行った。 もちろん国内なのだが、北陸でも歴史ある有名な観光都市のある地域のためワクワクしたのだが、行ってみたら単なる鄙びた町だった。 現地の工場に注文した商品の検品や見学が主だった内容だったのだが、あいにく進行が遅れており、2、3日の予定が大幅にズレてしまい4、5日となってしまったため、上司は最初の2日で会社に戻ってしまっていた。   勤務時間意外や予定をはさんでい […]

  • 2024年7月12日
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目覚めてはいけない時間

深夜2時22分22秒丁度に目を覚ますと、自分が猫になるという都市伝説を高校生のときに友人から聞きました。 そして猫になった人間は皆、保健所行きを免れる為に猫が沢山いる土地や島に移動するそうです。 最初は私もただの都市伝説だろうくらいにしか思っていませんでした。 しかしこの後、私の周りで不思議なことが起こりました。 ある日、この友人がこんなことを言い出しました。 「私のお兄ちゃんが帰ってこなくてさ。 […]