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2022年9月

  • 2022年9月30日
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訪問診療

私は九州にある、小さなクリニックで医者として、訪問診療を行い生計を立てている40代の独身貴族です。   1日に10〜15名ほど診療する忙しい職場なのでその日私は疲れていたのかもしれません。   その日最後の診療で訪問診療は初めとていう、中山さんのお宅へ伺う予定だった。   年齢は80代後半の女性で1人くらいをしているというわずかな情報しかなく、担当の社会福祉士にこっぴどく文句を言ったのを思い出した […]

  • 2022年9月25日
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呪われた山道

ある地域へ友人らと山登りに行った時のことです。   その地域で知られている山に登って、そこから見える景色を眺めようと、たまたま通りかかった地元の人に山頂までの行き道を尋ねました。   地元の人は山頂へ行く途中にあまり人が行き来しない山道があり、そこを通る時には十分に気をつけるようにと言ってきました。   その山道には10体ほどの地蔵が並んでいて、何事もなく通るには「通してください」と1体、1体拝む […]

  • 2022年9月24日
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リサイクルショップ

私がリサイクルショップで働いていたときの話です。   働き始めは覚えることがたくさんあり目の前の業務をこなすことに一生懸命でした。   ある程度の業務の流れに慣れ始めたとき新しい仕事を任されました。   それはお客様から引き取った品物の清掃です。   CDから食器類、冷蔵庫といった家電製品さまざまな品物を売れる状態にするという仕事でした。   はじめのうちは抵抗がありましたが慣れるとスピードが求め […]

  • 2022年9月23日
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これくらいおじさん

私は数年前、腫瘍の摘出手術を受けました。   発見が早かったため比較的、簡単な手術で済み、大事には至らなかったのですが、手術の前にみた不気味な夢のことが今でも気になっています。   夢は週に一度、全部で三回みました。   一度目の夢では路上で知らないおじさんと向き合っていました。おじさんはにんまり笑いながら両手で何かを包むような仕草を繰り返し『これくらい?これくらい?』と呟いていました。   まっ […]

  • 2022年9月17日
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恐竜がいた時代

今から5年ほど前祖父がこの世を去りました。   祖父には弟さんがいらっしゃり、その弟さんからいろんな話を聞かされました。   第二次大戦中、南太平洋に送られた祖父はそこで米軍と戦ったことを聞かされました。   祖父はそういった話をするのが嫌いだったようですが、弟さんには何回か話をしていたといわれています。   祖父はその南太平洋で多くの怪現象を目撃したり、恐ろしい戦争独自の狂気じみた行為をみたり聞 […]

  • 2022年9月16日
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異界電車

これは私が大学生の頃に体験した話です。   当時私は地元から遠く離れた町で一人暮らしをしており、午前中は大学へ行き、夜は電車で30分程の都市部にあるバーでバイトをしていました。   その頃は若さもあってか、講義の後仮眠を取り、朝まで働いて一度帰宅。シャワーだけ済ませてまた大学へ行く…と、かなり無茶な生活を送っていました。   ある冬の日、かなりの量のお酒を飲まされていた私はまだ暗い街の中をふらふら […]

  • 2022年9月10日
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エレベーターを降りた先

私が交通事故により、とある病院に入院していたときの話です。   健康だけが取り柄の私は、交通事故に遭うまで一度も入院などしたことがありませんでした。ですから、初めての入院に正直ワクワクしていたのです。   入院して数日経った頃、私は夜中に喉が乾き目を覚ましました。時計を見ると時計の針は深夜2時をさしています。   病室のベッドの横には備え付けの棚が置いてあり、私はその中にペットボトル飲料をいつも入 […]

  • 2022年9月9日
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300番講堂

当時の私は、関東に所在する或る大学を辞めようか悩んでいました。   第一志望の大学に不合格となって、当初は浪人するほどの向学心もなく、渋々と「滑り止め」のつもりだった大学に進学していた私は、周囲の学生に馴染むこともできずにいました。   「滑り止め」の大学に通う学生は、まったく勉強しているようすもなく、偏差値七十近くになるまで必死に勉強していた自分からすれば、会話の水準も俗悪なものに感じられました […]