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2024年5月

  • 2024年5月31日
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黒い影の住むアパート

私は学生の時、一人暮らしをしていました。 住んでいたのは、古いけれど家賃が安いアパートで周りにはスーパーやコンビニもあり、生活するには便利なアパートでした。 入居してしばらくは特に問題もなく、平穏な日々が続いていました。 しかし、ある日を境に私の生活は一変しました。 その日は夜遅くまでレポートを書いていました。 時計を見ると、既に午前2時を回っていました。 レポートを書き終えてからベッドに倒れ込む […]

  • 2024年5月30日
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人気な彼女

学生時代、クラスでもとても人気のある女子がいた。   容姿端麗で成績も優秀。スポーツ万能とまではいかないが、そこそこスポーツは出来るタイプの女の子であった。 性格も明るいタイプの人であった事から、言い寄る男子達も少なくなかった。誰がその子と付き合えるかという競争的な話題が出るほどでもあった。 もちろんそんな子がいれば、他の女子からの嫉妬を得るのは必然であった。 しかし、嫉妬はされるにしてもいじめら […]

  • 2024年5月28日
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命と引き換えに

私は、人の頼みをなかなか断ることができません。   その性格があってか、よく他人から依存されてしまいます。 私は、コンビニでアルバイトをしていました。   コンビニで接客をしていても、お客さんと関わるのはたった数分です。   そのため、特に仲良くなったり、顔見知りになることはそんなに多くありません。   でも、お客さんがストーカーになってしまったことがありました。 どこのお店でもそうだと思いますが […]

  • 2024年5月17日
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振り返っちゃいけない

もちろんこれはフィクションであり、地名や時期もぼかして話すことにする。   その日友人が僕の耳に入れたのは、大学内で密やかにささやかれている、しかしどこにでもひとつふたつはありそうな怖い話だ。 曰く、うちの大学の敷地内にある慰霊塔のそばを夏の夜に通ってはいけない、通ると何かが見てきて、その視線の主を見つけた者は帰ってこられない――とか、なんとか。   友人の話にある慰霊塔とは、かつて日本を巻き込ん […]

  • 2024年5月16日
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ある女性との出会い

私の地元にはいくつかの怖い話がある。 その中のひとつが「図書館の絵」。 私が中学生の頃、地元の図書館の入ってすぐの壁に一枚の油絵が飾ってあった。 A3サイズくらいの女の人の肖像画で、イメージとしてはモナリザみたいな美人で落ち着いた女性がこちらを向いて微笑んでいる絵。モデルは長い黒髪の日本人で、背景は特になくクリーム色っぽい感じだった。 作品名と作者名の表記はなかった。有名な画家の絵ではなさそうだっ […]

  • 2024年5月11日
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黒魔術プログラム

学校でまだパソコンが導入されたばかりだったころの話です。   私がいた高校でもパソコンの授業がはじまりました。   そのころはIT革命といわれていて、どの業界でもパソコンの導入が急がれていた時期です。 私の学校では、真新しい部活動としてPC研究会が発足していました。 私の家はそのころの家庭としては珍しく、自宅にパソコンが一台ありました。   使い方についても、私は基本的なことは知っていたため漠然と […]

  • 2024年5月10日
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狂気憑依

おはようございます。おはようございます。おはようございます。   朝いちばんに会社へ行くと、同僚の原田が、いつものように、課長席に向かって三回続けて挨拶をする。   それから自分の席へ行き、おはようございますおはようございます。と、二回唱える。   すると、原田の顔色がパッと変わり、いつもの普通の原田に代わる。 彼は二重人格だ。と、本人が言っていた。   本当かどうかは定かではないが、見たところ、 […]

  • 2024年5月5日
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M先生

多くの学校には、学校の七不思議があります。   七つの怪談をひとりずつ語り終わったときに、ほんとうの怪奇現象がおこる、というものです。 私が通っていた小学校にも、そのような話がありましたが、中学校は、そうではありませんでした。 いちおう、中学に進学してからも、いくつか、学校についての怖い話を聞くことはありました。 しかし、その中学では、七不思議を語ろうとすると、かならず、妨害される、といわれていま […]

  • 2024年5月4日
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押してはいけない

私の住んでいるアパートから徒歩3分ほどのところに、自動販売機スポットがある。 そこは広さ20畳くらいのスペースで、20台以上の様々な自動販売機が置かれている。 一番多いのはジュース類の自動販売機だが、カップラーメンなどの自動販売機もある。 国道沿いで、周囲には小さな商店が一軒あるだけの寂しい場所だ。 空調はついていないが屋根のある場所で、中学生や高校生が学校帰りなどに集まっている。 深夜に若者がた […]