不思議な話 2025年10月30日 0件 招待状 僕がこの話を聞いたのは、大学のサークルの飲み会の席だった。 趣味であるテニスのサークルで、週に2、3度はテニス終わりに集まってはたわいもない話をつまみに盛り上がっていた。 この話を聞かせてくれたのは1学年上のK先輩で、普段はあまりオカルトを信じるタイプではないが、この件だけは今でも腑に落ちないと語ってくれた。 「なあ、お前ら『閉店後のゲームセンター』って行ったことあるか?」 僕らが […] 続きを読む
不思議な話 2025年10月24日 0件 画角の中の愁傷 心霊スポットにまつわる、友人の体験談です。 友人のCは写真家をしていまして、全国飛び回っては色んな情景をカメラに収めていたんですよ。 知らない土地を踏みしめて、自分の気に入った画角を見つけてシャッターを切る…この瞬間が堪らないのだと、Cは常々溢していましたね。 そんなCがいつものようにバイクを走らせ、とある地方の浜辺を撮っていた時だったんですが。 砂浜に下ろした靴が、砂ではない別の何かを踏んだ […] 続きを読む
不思議な話 2025年10月23日 0件 人が狂う寮 私は全くオカルト話を信じない人間でしたが、ある体験を機に信じるようになりました。 一通り経験した出来事を、ここに記そうと思います。 九州から東京へ上京し、とある会社に入職した私。その会社に決めた理由の一つに、「女子寮」の存在がありました。 都内だと、8畳1Kのような部屋でも、家賃は高くついてしまいます。会社の福利厚生で提供される寮は、「7畳1K、水道光熱費込みで2万5千円」でした。 「入居者が女性 […] 続きを読む
不思議な話 2025年10月17日 0件 昔の弟 私には弟が一人います。四つ下の弟で、姉弟仲はまあそこそこ。 二人とも実家には住んでますが、弟はもう大学生ですから、同じ小学校に通っていた時みたいに一緒に遊ぶことはなくなりました。 家族で食事をする時には普通に楽しく会話をするし、お互いの誕生日にはおめでとうとLINEを送り合うような、ごく一般的な姉弟仲だと思ってください。 そんな普通の弟が……怖いと感じてしまうんです。 どうしてかっ […] 続きを読む
ヒトコワ・人怖 2025年10月12日 0件 夜を彷徨う足音 私が大学二年の春、住んでいたのは地方都市の古いアパートだった。 二階建ての木造で、壁も床も驚くほど薄く、隣のくしゃみまで聞こえるような場所だ。 月三万円という破格の家賃に惹かれ、迷わず契約したが、後になって「安いには理由がある」と痛感することになる。 私の部屋は二階の突き当たりで、隣には同じ大学に通う女性が住んでいた。 年齢は一つ下。小柄で黒髪をいつも一つにまとめ、化粧っ気もなく地味な […] 続きを読む
実話怪談 2025年10月10日 0件 私の神様 私は子供の頃から、よく熱を出す子だった。 季節の変わり目だったり、慣れないものを食べたり、運動会や遠足の前日に楽しみで眠れなかったりで原因は様々だったけど、一度熱を出すと、決まって数日間高熱にうなされるのだ。 そんな私を母はひどく心配していたし、それが原因で父と時々言い争いになるのも知っていた。 なので、「なんか熱っぽいかも」と、母に告げることが怖かった。 母は口には出さないが、「またか」 […] 続きを読む
ヒトコワ・人怖 2025年10月3日 0件 手紙 俺がこのアパートに引っ越してきたのは、今年の春頃のことだった。 築40年くらいの木造アパートで、駅からも歩けるし、一人暮らしするにはちょうどいい広さ。 和室で水回りなんかも古かったが、職場まで電車で10分ちょっとの駅にあったし何より家賃が安かったから気にならなかった。 むしろ田舎の爺ちゃんの家みたいな落ち着く雰囲気が気に入っていた。 気ままな一人暮らしが始まってしばらく経った頃だ。 郵便受けに […] 続きを読む