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呪いにまつわる話

  • 2026年4月23日
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黒いお話

私の親戚の、知人からとある相談を受けまして。   その相談の内容というのが知人の過去の体験も関係がありそうなので、まあ順を追ってお話ししますね。   何十年も前の話です。その知人の地元には定期的に紙芝居屋さんが来てたそうです。   今の子たちにはちょっと馴染みがないかもしれませんね。   自転車の荷台に木枠で作った台を置いて、お小遣い片手に集まった子供たちに向けて紙芝居を見せるんです。   当時の […]

  • 2026年4月13日
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猫のかたまり

私がまだ小学生の頃の話です。学校の近くに神社がありました。   境内がけっこう広かったので、毎日のように友だちとよく鬼ごっこやキャッチボールなどをして遊びました。   隅に樹齢何百年とかいう噂の大木があり、太い根っこの一部にこぶし大の穴が開いていました。   その穴の向こうがどうなっているのか気になり、友達とのぞきこんだりしましたが、中はただ暗闇しか見えませんでした。   穴に向かって「あ~!」と […]

  • 2026年2月17日
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肉の面

私が40代半ばを過ぎた頃の話です。   岡山県の山間部にある、疎遠になっていた伯父の古い屋敷を相続することになりました。   伯父は独身を通し、親戚付き合いもほとんどなかったため、本来なら私のような遠縁に話が回ってくるはずもなかったのですが、他に引き取り手がいなかったというのが実情でした。   その屋敷は、いわゆる「古民家」という言葉では片付けられないような、異様な圧迫感のある建物でした。敷地の隅 […]

  • 2026年2月16日
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義母の念

私は昔から少し霊感がある方でした。お葬式に参列した場合も必ずその日の夜に金縛りにあったり、祖父が亡くなった後も1週間の金縛りを経験しました。   そして26歳で結婚、27歳で出産した際にまた不思議体験をすることがありました。   26歳彼にプロポーズをしていただき結婚、そして彼のご両親にご挨拶をしに彼の実家へ。その際、彼の実家にあるお仏壇にも挨拶をしました。   至って変わったこともなく過ごした数 […]

  • 2026年2月11日
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赤紐の家

これは私が大学生の頃、夏休みに母方の実家があるM県のK村へ帰省した時に体験したお話です。   K村は今でこそ市町村合併で名前が消えてしまいましたが、当時は四方を深い山に囲まれた、いわゆる「限界集落」の一歩手前のような非常に静かな場所でした。 その村には、一つだけ妙な決まり事がありました。   村にある全ての家の玄関先に、一箇所だけ「赤い麻紐」が結ばれているのです。大抵は門柱だったり、玄関の取っ手だ […]

  • 2026年1月30日
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穢れ櫃

これは私が大学3年生だった頃、今から数年前に体験した話です。 特定を避けるため、地名や人物名は仮名、あるいはぼかして書かせてもらいます。 当時、私にはKというバイト先で知り合った友人がいました。 Kは地方の山間部出身で、性格は温厚そのもの。絵に描いたような「お人好し」で、頼みごとをされると断れないタイプでした。   私もそんなKの性格に甘えてお金を借りたりしていたのですが、ある夏休みの前、Kから珍 […]

  • 2026年1月16日
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幸せに憑りつく女

これは、私が安産祈願に参拝へ行った時のお話です。   年齢を重ねた私達にとって、それは待望の妊娠でした。 私よりも喜んでくれた彼の提案で安産祈願にお参りへ行くことに。 もともと信仰深い彼は、事前に色々と調べてくれたようで彼が見つけた神社へ行くことに決めました。   私の印象としては早い時間に参拝へは行くものだと思っていたのですが、彼いわく安産祈願をする場所は水子供養も行っている場所も多いため、あま […]

  • 2026年1月11日
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事故の多い道

「道路設備が事故で破損したんだ。修復手続きよろしくね」 よくある通常業務。私は事故現場に向かい、破損状況を記録しながら、周囲で農作業をしているおじいさんに声をかけた。 「こんにちは。お仕事中ごめんなさい。ここであった事故の修繕手続きで調査に来ました」 おじいさんは人の良さそうな笑顔で対応してくれる。 「俺でいいのか?役に立つかなぁ」 よかった。お話をさせてもらえそうだ。 「単独の、車の事故と聞きま […]

  • 2026年1月9日
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憑かれた女子高生

私が実際に経験した話です。   私は高校生の頃、コンビニでバイトをしていました。   オープニングスタッフで集まったのは中年のおばさんも多かったのですが、それと同じくらい高校生のバイトもいました。   しかし、変わった人達が多くて、自己紹介で精神疾患を抱えていると話していた人は初日の午前中で姿を眩ましたり、2日目には同じバイトの女の子に手を出した男子高校生がクビになったりと前途多難なスタートを切り […]

  • 2026年1月3日
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茶封筒

高校生の時、私たち家族が住んでいた古いアパートの上の階に、明らかに“おかしな人”が住んでいました。 その住人は四十代くらいの女性で、家族はもちろん、アパートの他の住人たちも極力関わり合いを持たないようにしている、アパート内の“腫れ物”のような存在でした。   騒音は日常茶飯事でした。ドスンドスンという足音はまるで誰かを追いかけているかのようでしたし、深夜にはガタガタと物を激しく倒すような音が響き渡 […]