私が高校生の時の話です。
当時、夏休みに部活のメンバーとキャンプに行くことが恒例行事となっており男女あわせて約30名ほどで山にキャンプに行きました。高校生でしたので予算に限りがあり、宿泊施設は古いバンガロー5~6棟にグループに分かれて泊まりました。
皆で夕食の準備をし楽しく食事を済ませた後、10名くらいで1つのバンガローに集まり、部活の練習や今後の目標、学校生活や恋愛のこと等いろいろ話していました。そして最後に怖い話をしようとなり、一人ずつ怖い話をしていました。
この10名の中に一人とても霊感の強いメンバーがおり(本人曰く、霊そのものは見えないが感じることはでき、しょっちゅう金縛りにはあうとのことでした)
「こういう話をしていると霊が寄ってきますよ」と言ってましたが、女性陣が怖がっているのをおもしろがっていたので半分冗談だと思っていました。
霊感の強い子が「本当にちょっとまずいかもしれないので僕の話で最後にしましょう」と言い、自身の体験談を話してくれました。
『僕はおじいちゃん子でおじいちゃんにとても可愛がられていました。そんなおじいちゃんも中学生のときに亡くなったのですが、ある日、おじいちゃんと一緒に遊んでいる夢を見ました。
いっぱい遊んだ後、おじいちゃんがもう帰らないといけないね、一緒に行こうと僕の手を引いて歩きだしました。そのとき突然「あぶない!」と叫び声が聞こえ、はっと気づくと2階の階段から飛び降りようとしていたのです。
「あぶない」と叫んだのは父親で、寝たはずの僕の部屋の方から物音がしたので見に来たら、ちょうど階段から飛び降りようとしていたようです。
おじいちゃんがあの世で寂しく僕を連れて行きたかったんだと思います』
とのこと。その話が終わったと同時に一人の子が「今窓の外に白い影が通らなかった?」と言いました。
このバンガローを借りていたのは僕らだけであり、念のため外を確認しまいたが誰もいません。霊感が強い子が「ちょっと本当に霊がよってきてそうな感じがするので解散しましょう」と言ったので、皆が立ち上がったとき、ある男の子が女の子を驚かせようと「わっ!」と言ったところ女の子が「キャー!」と叫びました。
そしてそれと同時にバンガローにある窓ガラス(2箇所)がパリんッとなぜか割れたのです。窓ガラスは粉々に割れており、破片はすべて部屋の中に散らばっておりましたので、部屋の中から誰かがぶつかって割った可能性はありません。
ガラスが粉々になっていたことから外からぶつかった可能性も考えられません。
ちなみに私はキャプテンを務めており責任者だったのでバンガローの管理人に事情を正直に説明しましたが、怒られることなく、弁償も不要で穏便に済ませて頂けました。
高校生だから許されたのかなと思いましたが、今振り返ると管理人も何か心当たりがあったのかなと思ってしまいます。
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