2024年9月29日 0件 消えた老人 俺が高校生だった頃、ある不可解な体験をしたことがある。 いつもの通学路での出来事だった。 学校から自宅に帰る途中には、古びた踏切があって、そこを渡るのが俺の日課だった。 その踏切は周囲にあまり人気がなく、昼間でも薄暗い感じがして、何か不気味な雰囲気を漂わせていた。 夕方になるとさらにその雰囲気は増し、寂しさと不安が交錯する場所だった。 しかし俺自身は特に怖がるわけでもなく、毎日 […] 続きを読む
2024年8月16日 0件 カブトムシ 仕事がハードで次の休日はリラクゼーションタイムを過ごしたい… 忙しい毎日を過ごしていたMは彼女とキャンプ場へ訪れた。 Mは彼女とキャンプ場で久しぶりに自然にかえり、バーベキューやアクティビティを楽しんだ。 帰り際、キャンプ場の駐車場付近の道路で何かに目を止めた。 それはカブトムシだった…。 「うわー懐かしい」 子供の頃飼育した経験があるMは、童心にかえりはしゃいだ。 都会育ちの彼女は初 […] 続きを読む
2024年8月2日 0件 鏡の中の体験談 私が小学生の時に体験した不思議な出来事を聞いて下さい。 祖父の法事で母方の田舎に帰省した時の話です。 会食が終わり退屈した私は家にあった自転車を借りて、近所を探検してみることにしました。 私が住んでいる所とは違い片田舎にある母の実家は田んぼが広がり少し行くと数件の店がありました。 道路を挟んで右側にファミレスや仏壇店やコンビニが、左側には民家が数件程。 車も数台通っていました。 […] 続きを読む
2024年7月23日 0件 雨の日 これは私が小学生の時の体験です。 当時、私には仲の良い友人が3人いました。 みんな幼稚園から一緒で同じ小学校に入学。 いつも一緒で、休み時間だけでなく、放課後も家に帰って荷物を置いたらすぐ集合して遊んでいました。 その日は梅雨半ばの小雨の降る蒸し暑い日でした。 あいにくの天気でしたが、みんなで公園で遊ぶ約束をしていました。 というのもこの時の私たちは、公園の池に湧くアマガエルを誰が一番沢山捕ま […] 続きを読む
2024年7月14日 0件 鏡の中の私 私が最初に違和感を覚えたのは、ある雨の朝だった。 いつものように洗面所の鏡を見たとき、そこに映る自分の表情が、どこか違うように感じたのだ。 目つきが少し鋭く、口角が微妙に上がっているような…。 しかし、よく見直すと何も変わっていない。気のせいだと思い、その日は会社へと向かった。 それから数日が過ぎ、鏡の中の「私」の変化は徐々に顕著になっていった。 髪型が少し違う、肌の色が若干明るい […] 続きを読む
2024年7月13日 0件 あるはずの銭湯 久し振りに仕事で泊りがけの出張に行った。 もちろん国内なのだが、北陸でも歴史ある有名な観光都市のある地域のためワクワクしたのだが、行ってみたら単なる鄙びた町だった。 現地の工場に注文した商品の検品や見学が主だった内容だったのだが、あいにく進行が遅れており、2、3日の予定が大幅にズレてしまい4、5日となってしまったため、上司は最初の2日で会社に戻ってしまっていた。 勤務時間意外や予定をはさんでい […] 続きを読む
2024年7月8日 1件 向日葵畑 小学生の頃の話だ。私は学校帰り、よく自転車で30分くらいの友達の家へ遊びに行っていた。 その日もいつも通り友達の家へお邪魔して、空があかね色に染まりだして帰路についた。 真夏だけあって無駄に蒸暑い空気が、じっとりと汗をかかせる。 自転車で飛ばし幾分か涼しい風を全身で受け、今日の晩ご飯はなんだろうと、そんなことを考えていた。 さて、帰り道の途中には、普段使うコンクリートの道とは別に、山の細道 […] 続きを読む
2024年7月5日 0件 不気味なフロア これは私が実際に体験した話です。 私は思春期の頃、とても肌が脂ぎっていて顔中にニキビや吹き出物などが大量にできていました。 そんな自分に嫌気が差し、仕方なく皮膚科に通おうと思いました。 ネットでニキビ治療にとても定評のある病院を探し、そこに行くことを決意。 その病院は郊外のちょっと寂れたビルの中にあり治療の評判は上々。エレベーターで7階に上がり、そのフロアの一室に病院があり診察を受けま […] 続きを読む
2024年5月16日 0件 ある女性との出会い 私の地元にはいくつかの怖い話がある。 その中のひとつが「図書館の絵」。 私が中学生の頃、地元の図書館の入ってすぐの壁に一枚の油絵が飾ってあった。 A3サイズくらいの女の人の肖像画で、イメージとしてはモナリザみたいな美人で落ち着いた女性がこちらを向いて微笑んでいる絵。モデルは長い黒髪の日本人で、背景は特になくクリーム色っぽい感じだった。 作品名と作者名の表記はなかった。有名な画家の絵ではなさそうだっ […] 続きを読む
2024年1月8日 0件 異世界と現実の間 私はある山深い田舎の村に住む、女子中学生です。 小学校と中学校が一緒になっていて、全校生徒が5人しかいないような学校です。 私は田舎の閉鎖的なところが嫌いだったので、高校はぜったい都会にいくんだ、そして刺激的なことをいっぱいしよう、と考えていました。 ですので、都会の高校に行くために、勉強は自分なりに頑張っていました。 周りには「全然勉強してない」と言いながら、しっかり勉強してまし […] 続きを読む