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実話怪談

  • 2026年2月7日
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奥様のお迎え

私は高校を卒業後、新卒で特別養護老人ホームに就職しました。   ベッド数100床の施設なので色々な方がいます。認知症で食後なのに「ごはんまだ?」と言ってくる方や夕方になると「帰る」と言って外に出ようとする方、身体的にマヒや関節が拘縮して思うように動けず車いすで過ごす方など、本当に様々な方がいました。   不思議な体験をした話は、ある男性の利用者が入所された時に体験した話です。   入所してから奥様 […]

  • 2026年2月3日
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赤い部屋

俺は1991年に某大学の法学部に入学した。 法学部があったのは「名古屋校舎」だったが、実際は名古屋市郊外の別の町にあった。名古屋校舎は、高速道路沿いの小高い山を切り開き建てられていた。最寄り駅からは「徒歩7分」と謳われていたが、実際に7分で歩こうとするとかなりの速足で歩かなければならない。 その上7分かけてたどり着いた正門から校舎までは延々と坂道を登らなければならない。自動車であればほんの2,3分 […]

  • 2026年2月1日
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もうひとりいる

実家に子ども二人を連れて戻ってきてから、だいぶ気持ちも落ち着いてきていた。   親に家事や子どものことを少し手伝ってもらえるだけで、こんなに違うんだって思っていた頃。 けど、その安心が一気に崩れた出来事がある。   家の中に、うちの家族じゃない誰かがいる。   そう気づいた最初は、夜中の足音でした。2階の廊下を「パタ…パタ…」って、小さな子どもが歩くみたいな音。   最初は息子か娘が寝ぼけてトイレ […]

  • 2026年1月25日
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怖い話は霊を呼ぶ

私が高校生の時の話です。   当時、夏休みに部活のメンバーとキャンプに行くことが恒例行事となっており男女あわせて約30名ほどで山にキャンプに行きました。高校生でしたので予算に限りがあり、宿泊施設は古いバンガロー5~6棟にグループに分かれて泊まりました。   皆で夕食の準備をし楽しく食事を済ませた後、10名くらいで1つのバンガローに集まり、部活の練習や今後の目標、学校生活や恋愛のこと等いろいろ話して […]

  • 2026年1月3日
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茶封筒

高校生の時、私たち家族が住んでいた古いアパートの上の階に、明らかに“おかしな人”が住んでいました。 その住人は四十代くらいの女性で、家族はもちろん、アパートの他の住人たちも極力関わり合いを持たないようにしている、アパート内の“腫れ物”のような存在でした。   騒音は日常茶飯事でした。ドスンドスンという足音はまるで誰かを追いかけているかのようでしたし、深夜にはガタガタと物を激しく倒すような音が響き渡 […]

  • 2025年11月14日
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臨海実習

これは私が学生時代のことです。   もう20年ほど前、千葉のとある海沿いの街で、夏休みの実習がありました。   たった2日で単位がもらえるということで、学校からの距離のわりに参加人数は多かったです。   実習では、自分でウニを捕まえて生態を観察することになっていました。   初日の朝イチで各々のウニを捕獲に行くはずだったんですが、私ともう一人は寝坊してしまって、捕まえることができなかったんです。 […]

  • 2025年11月7日
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クラスメイト

小学校のころ、ユウキという同級生がいた。 いわゆる知的障害者で、今でいう特別支援学級にいるような生徒だったんだが、俺の通ってた小学校にはそういう取り組みはなくて、俺たちと同じ普通学級に通っていた。 今思えば近くに特別支援学校があったから、障害のある子どもは最初からそっちに通っていたんだろう。 親が普通学級に入れたかったのか、とにかくユウキは俺たちと同じ授業を受けていた。 学年の人数も多くないから、 […]

  • 2025年11月2日
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エレベーター

これはあるビルのエレベーターにまつわる話です。 そのビルは7階建てで、当時私はそのビルの4階で働いていました。仮にAビルとします。 Aビルは昭和の終わり頃に建てられた、やや古びた見た目でしたが、中は比較的しっかり管理されており、新しい消防法などにも対応していたと思います。 Aビルにはそれぞれのフロアに1社ずつ、会社が入っておりました。ただ、3階だけはずっと空きでした。 ビルの使用者はほぼ全員、一階 […]

  • 2025年11月1日
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子供が育たない家

これは、母方の実家にまつわる話です。 母から聞いたことと、自分が体験したことが入り混じっているので、少し断片的になるかもしれません。   母の実家は山奥の小さな村にあります。地図にやっと名前が残っている程度で、道は細く、街灯なんてほとんどありません。   夜になると本当に真っ暗で、幼い私には、その暗闇が底知れず恐ろしいものに思えました。星がやたら綺麗なのも、逆に不気味に感じるくらいです。   そん […]

  • 2025年10月23日
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人が狂う寮

私は全くオカルト話を信じない人間でしたが、ある体験を機に信じるようになりました。 一通り経験した出来事を、ここに記そうと思います。 九州から東京へ上京し、とある会社に入職した私。その会社に決めた理由の一つに、「女子寮」の存在がありました。 都内だと、8畳1Kのような部屋でも、家賃は高くついてしまいます。会社の福利厚生で提供される寮は、「7畳1K、水道光熱費込みで2万5千円」でした。 「入居者が女性 […]