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実話怪談

  • 2025年10月10日
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私の神様

私は子供の頃から、よく熱を出す子だった。 季節の変わり目だったり、慣れないものを食べたり、運動会や遠足の前日に楽しみで眠れなかったりで原因は様々だったけど、一度熱を出すと、決まって数日間高熱にうなされるのだ。   そんな私を母はひどく心配していたし、それが原因で父と時々言い争いになるのも知っていた。   なので、「なんか熱っぽいかも」と、母に告げることが怖かった。 母は口には出さないが、「またか」 […]

  • 2025年9月28日
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体育座りの少年

僕がCM制作会社に勤めていた頃の体験した話。 僕は当時まだ入社して数年目で、どんな仕事にもがむしゃらに食らいついていた。 その日はある車の新型モデルのCM撮影を担当することになり、撮影候補地として「郊外の古いトンネル」が候補に上がった。   昼間に行けば楽なのだが、現場のディレクターから「昼間は交通量が多すぎる。深夜にロケハンしてこい」と言われた。 言われたら行くしかない。眠気を誤魔化しながら、カ […]

  • 2025年9月22日
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天井にいたもの

私が幼稚園に通っていた頃のことです。 当時の私はかなり内気な子供で、友達とわいわい遊ぶというよりは一人で空想にふけるのが好きな子どもでした。 だからなのか、自由時間もそとで遊ばず一人でクラスの部屋にいてお絵描きしたり絵本を読んだりしていることが多かったです。 その日も、何の変哲もない午後でした。 園児たちは昼食を食べ終えて、自由時間になりました。みんなはそとで遊んでいるなか私は一人でお絵描きをして […]

  • 2025年9月19日
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満月の夜

子供の頃、私と妹2人は両親に連れられて、車で20分ほどの距離に住む母方の祖母によく会いにいっていました。 私と妹たちを祖母に預けることもあれば、祖母に何かを届けたり、ただ孫娘を会わせるためだったり。父方の祖父母と同居していたこともあり、一人で暮らす母方の祖母が寂しくないようにと、その頻度は多かったように思います。 帰りは夜になることが多く、まだ夜に出掛けることの少なかった私は少し冒険をしている気分 […]

  • 2025年9月1日
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窓に貼られた紙

これは、俺が大学1年のときに住んでたアパートで起きた話です。 いまだにあれがなんだったのか説明できないし、思い出すとゾワっとするから、ずっと誰にも話さずにいた。でも、ここに書くことで少し気が楽になるかもしれないと思って書いてます。   当時、大学に進学してやっとの一人暮らしで私鉄沿線にある築30年のボロッボロの木造アパートに住んでたんです。 大学からは自転車で15分くらい。でも駅も近くて、家賃が3 […]

  • 2025年8月14日
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ホテルに泊まった時の話

10年くらい前の話である。   とある日、私は地方に好きなバンドのライブのために遠征に来ていた。   ライブが終わり、友人達何人かとご飯を食べて、お酒を飲んで、楽しくわいわい騒いで気がつけば深夜3時を回っていた。   地方を回るのでずっと金欠だった私はその日寝泊まりする場所を確保していなかったので、近くのネットカフェに電話をして空席があるか確認したところ、どこも空いていなかった。   どうやら、こ […]

  • 2025年8月7日
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初めての心霊体験

私は中学生の頃から不思議なものを見る事が多くなった。   見えるものはいつも視界の端で、黒シルエットのものが大半を占めている。   時折、現実の人間と遜色のない状態で見る事もある。しかし、私はこの事を特定の友人以外に言うことは無かった。   当時、私は視界の端にチラチラと何かが映る状態は「飛蚊症」というものなのであり、治療法もあまりないものだと思っていたからだ。   話していた友人というのも霊感少 […]

  • 2025年8月1日
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古いビルのエレベーター

私がこの出来事を経験したのは、もう数年前のことになります。 当時、私はアルバイトで深夜のオフィスビルの清掃業務を請け負っていました。 都内にあるかなり年季の入ったビルでした。昼間はそれなりに人の出入りがあるのですが、夜中になると人気が全くなくなり、それがまた、何とも言えない不気味な雰囲気を醸し出していました。   そのビルには、古いエレベーターが二基ありました。ガタガタと音を立てながらゆっくりと昇 […]

  • 2025年7月31日
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黒い人

その黒い影を見るようになったのはいつからか。 家の中でしか見えないその影。ぱっと出ては、ぱっと消えていく。 日常の中に自然に溶け込んでいるかのように存在している。 最初は幻覚か、目の疲れなのかとも思ったが違った。 なぜなら同じ家に住む妹も目撃しているからだ。 気づいたら見るようになり、あまり恐怖は感じなかった。たまたま妹と怖い話をしている時に「たまに黒い影を見る」と話したところ、妹も「わたしもよく […]

  • 2025年7月18日
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隣の空き家

俺がまだ小学6年の夏休みの頃の話だ。 うちの実家は、山と川に挟まれたような田舎町にあって、夜になれば虫の音と風の音しか聞こえないくらい静かだった。   その年の夏、母方の祖母が倒れたとかで、母がしばらく実家に帰ることになった。   父は地元の工場で夜勤がある日もあったから、俺は実質ひとりの夜を何日か過ごすことになった。   とはいえ、別に怖がりってわけでもなかったし、当時はゲームと漫画に夢中で、夜 […]